砥粒加工学会誌
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キロソニック振動援用クーラントを併用したフレキシブル導液シート法によるインプロセス砥石洗浄効果
清水 俊晴二ノ宮 進一白石 陽一岩井 学植松 哲太郎鈴木 清
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2009 年 53 巻 1 号 p. 39-44

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抄録
微粒砥石による研削加工では,チップポケットが極端に小さいため,目づまりが生じやすく,砥石目立て間寿命が著しく短くなるという問題が生じる.本研究では,微粒砥石に対する積極的な目づまり抑制作用を期待して,効果的な研削液供給方法である「フレキシブル導液シート法」にキロヘルツ帯域の超音波振動を重畳させた「キロソニック振動援用クーラント」を併用した新しい研削液供給法を提案した.本手法をGC1000砥石による純銅およびSKD11焼入れ鋼の平面プランジ研削に適用した結果,切りくずの凝着に伴う砥石の偏摩耗を抑制できることを実験的に明らかにした.また,GC3000砥石によるSCM材の鏡面加工においても同様な効果が得られるとともに,研削後の加工面粗さは振動無しの場合と比べて最大高さで1/2の値(Rz=0.22μm)を得ることを確認した.
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© 2009 社団法人 砥粒加工学会
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