豊橋技術科学大学
2010 年 54 巻 10 号 p. 598-602
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微小径エンドミル加工では,切取厚さが切刃丸味半径とほぼ同程度に小さく,また工具剛性が低いので,切削過程がラビング/プラウニングとマイクロ切削の間で遷移し,それが切削安定性や仕上げ面粗さ,工具寿命などに悪影響を及ぼすことが考えられる.本論文では,そのような特異切削現象について,メカニズムのモデル化とシミュレーションおよび切削実験により,検討された.その結果,特異切削現象のメカニズムモデルの妥当性とその生起可能性が見出された.
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