背分力フリー切削のための高精度切削抵抗推定式の提案

山崎 行浩; 比田井 洋史; 松坂 壮太; 千葉 明; 森田 昇

doi:10.11420/jsat.59.266

山崎行浩, 比田井洋史, 松坂壮太, 千葉明, 森田昇

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ジャーナルフリー

2015 年 59 巻 5 号 p. 266-272

DOI https://doi.org/10.11420/jsat.59.266

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抄録

旋削加工により微細軸を加工する場合，背分力は被削材のたわみ変形を引き起こし，寸法精度の悪化をもたらす．そこで，背分力をゼロに抑制する加工法が検討されてきた．本研究では，背分力をゼロに抑制できる加工条件を，理論式による計算から予測することを目的とする．送り量が小さく切れ刃稜の丸みが無視できない場合，切り取ることのできない領域（MUCT）が存在する．MUCTを考慮することにより，高精度な切削抵抗の予測を実現した．

責任著者(Corresponding author)

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