神奈川大学
2020 年 64 巻 4 号 p. 208-213
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工作機械の熱変形を抑制するためには,主軸等の構成要素の温度変化を抑える必要があり,しばしば冷却流体による強制冷却が用いられる.工作機械の発熱は,運転条件や加工条件により変化するため,本来,これらの条件に応じた効果的な冷却が望まれる.しかしながら,既存の冷却装置では発熱の変化に追従できるだけの応答性や制御精度が得られない.本研究では,冷却流体の温度を高速かつ高精度に制御する手法を提案し,温度制御された冷却流体によって,制御対象を所望の温度に制御するシステムの開発を行い,その制御性能を評価した.
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