抄録
栽培稲(O.satival)の20品種,および品種間雑種のF1たらびにF2について,俘先に含まれるanthocyaninとそれらを支配する遺伝子CおよびAとの関係をぺ-バ-・クロマトグラフ法で分析した。秤先に含まれる主要た色素は,chrysantheminとkeracyaninであるが,その他に微量のcyaninおよびuinosinと推定されるスポットが検出された。CB,,C^<BP>およびC^B1とAおよびAdの組合わされた場合は,chrysanthemminとkeracyaninがほぼ等量に含まれている。AとAdとの相違は含まれる色素の濃度の相違をもたらす。CBrAおよびCB2Aの場合はkeracyaninの含量が著るしく少いことで,一応前記のものと質的な養があるものといえる。本来濃紫色を呈するべきCBAを赤繁色に変える抑制遺伝子(Ip)はkeracyaninの含量を著るしく減少させるものである。そのクロマトグラフはCBrAのそれと全く同様である。