2024 年 14 巻 2 号 p. 101-105
70歳,女性。間質性肺炎を指摘されるも,呼吸器症状に乏しく,経過観察とされていた。入院5日前より,呼吸苦が出現,増悪してきたため,前医受診し,間質性肺炎急性増悪と診断され,当院搬送となる。Ⅱ型呼吸不全を呈しており,びまん性肺胞障害が考えられ,人工呼吸器管理のもと,ステロイドパルス療法とPMX-DHPの併用を行った。PMX-DHPは8時間施行した。PMX-DHP施行前のP/F ratio 142であったが,PMX-DHP施行後のP/F ratio 199と酸素化改善がみられた。その後も酸素化は改善し,第6病日には高流量経鼻酸素療法となり,第8病日に呼吸器内科転科となった。