日本急性血液浄化学会雑誌
Online ISSN : 2434-219X
Print ISSN : 2185-1085
原著
ブタ血液および静脈血管を用いたバスキュラーアクセスカテーテルに起因するへばりつき現象の評価
髙橋 良光風間 順一郎中村 藤夫生駒 俊和山本 卓成田 一衛追手 巍
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2015 年 6 巻 1 号 p. 29-34

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抄録

血液浄化療法を迅速かつ安全に施行するために,バスキュラーアクセスカテーテル(カテーテル)は有用である。その反面へばりつき現象が治療の妨げとなる場合がある。臨床使用中のカテーテルの定量的評価は困難であるため,ex vivoの評価システムを確立した。生体を模擬した循環回路にはブタ静脈血管を設置し,内腔にブタ血液を循環血液流量(Qv)100~300mL/minで循環させた。血管内にカテーテルを挿入し,血液流量(Qb)100~200mL/minで脱血した。へばりつき現象の発現について,エンドホールタイプカテーテルは,Qv 300mL/min,Qb 100~300mL/minのときすべての条件で認めた。サイドホール付きカテーテルは,Qv 300mL/min,Qb 100と150mL/minで認めず,Qb 200mL/minで20%に認めた。今回構築した系により,カテーテル評価が十分にできたと思われる。

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© 2015, 特定非営利活動法人 日本急性血液浄化学会
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