2016 年 7 巻 2 号 p. 141-146
2013年1月より,「血液浄化療法」,「ドレーン管理法」,「腹部臓器保護法」を骨子とした新周術期管理法を導入した。2008年1月より2014年9月までに開心術を施行した連続100例を対象とした。新周術期管理法群(M群,35例)と,これまでの周術期管理法群(P群,65例)の2群に分け,術後急性期の成績を比較し,その有用性を検討した。P群では周術期死亡が8例(12.3%)であったのに対して,M群では0例(0%)に改善した(p=0.048)。術後挿管期間(p=0.034),入院期間(p=0.025)の短縮が認められた。