AI・データサイエンス論文集
Online ISSN : 2435-9262
Semantic Segmentationを用いた橋梁3次元モデルへのひび割れ位置の反映
山根 達郎上野 雄也叶井 和樹泉 翔太全 邦釘
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ジャーナル オープンアクセス

2020 年 1 巻 J1 号 p. 491-497

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抄録

維持管理を目的に橋梁の3次元モデルを作成する場合,損傷の具体的な位置をモデルに反映することで,モデル上での損傷の位置や形状の確認が容易になると考えられる.また,代表的な損傷であるひび割れについては,コンクリート表面の撮影画像からひび割れを自動検出する手法が多く研究されているが,コンクリート以外の物体が画像内に写り込んでいると検出が困難になる.本研究では,橋梁撮影画像からSemantic Segmentationを用いて予めコンクリートの領域のみを抽出することで,様々な撮影画像からひび割れの検出を行えるようにした.さらに,ひび割れ検出を行った撮影画像を基に,Structure from Motionによって橋梁の3次元モデルを構築することで,ひび割れの位置を反映した3次元モデルの構築を行った.

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© 2020 公益社団法人 土木学会
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