2024 年 5 巻 3 号 p. 242-252
飛来物の衝突に起因する裏面剥離と剥離片の飛散を防止する目的でポリウレア樹脂を塗布された鉄筋コンクリートを対象として,衝突による損傷を検知するための打音を用いた非破壊検査における局所外れ値因子法(LOF)の適用性を確認することを目的として実験的検討を行った.飛翔体の衝突により損傷させた RC 版供試体を対象とした実験において,塗布された樹脂層に対するハンマ打撃時の打音スペクトルを入力データとし,LOF による損傷判定を試みて,損傷の判定が可能であることを確認し,判定結果に及ぼす教師データ数やその取得位置の影響について検討している.