2024 年 5 巻 3 号 p. 495-501
土木分野におけるAIの活用促進はデータ化・デジタル化が求められる.データはセンサー以外にも,人によって記入・集計される場合もある.人の手を介したことにより処理前後で異なる結果となったデータを,人手による多重確認によって検知することは現実的でない.本研究では大規模言語モデルを用いたAIチャットボットであるChatGPTを用いて,現段階でこのような不一致データが現実的な条件で検知可能か検証評価を行った.実験にはxROADの道路橋データのうち,地方自治体のデータを使用した.公開用APIから得られた複数橋梁を含むデータと点検調書との不一致箇所について,短時間かつほぼ固定されたプロンプトで検知した.