AI・データサイエンス論文集
Online ISSN : 2435-9262
AIによるトンネル掘削サイクルの自動算出手法における学習量に関する考察
菅 早苗山中 哲志松本 慶太
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ジャーナル オープンアクセス

2025 年 6 巻 2 号 p. 128-137

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抄録

山岳トンネルの掘削作業は基本的に同じ作業を繰り返すため,1 サイクルあたりの作業時間であるサイクルタイムを管理することが生産性向上において非常に重要である.しかし,サイクルタイムを計測するためには,手間がかかる.そこで,筆者らはAIを使って自動算出する方法を開発した.AIの判定精度を向上させるためには,複数現場の情報を一定量以上学習させる必要があるものの,その学習量などについては分かっていない.本稿では,山岳トンネルの代表的な掘削方法である発破掘削と機械掘削における学習量と判定精度の関係を検証し考察した.検証結果として,発破掘削では学習量を増やすことで,全体的な判定精度は向上したが,機械掘削ではあまり向上せず,低下する作業もあり,判定方法に改良の余地を残した.

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