AI・データサイエンス論文集
Online ISSN : 2435-9262
深層学習と3Dキャプチャ・3Dモデル生成
加藤 大晴
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ジャーナル オープンアクセス

2025 年 6 巻 2 号 p. 42-50

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抄録

3Dデータは,設計以外にも,デジタルツインやエンターテインメントなどで有用だが,3Dデータを3Dモデリングツールで制作する敷居は高く,必要とされるリソースも大きい.それを解決する技術として3Dキャプチャと3Dモデル生成が挙げられる.なかでも,実世界の立体情報を機械的に取り込んで3Dデータ化する3Dキャプチャは,深層学習からヒントを得た手法で品質が大幅に向上した.深層学習による画像認識もフォトグラメトリも,「独立に設計された複数のモジュールを経て出力に至る」のではなく,「得たい出力に直接的にフォーカスして識別モデル/3Dモデルを最適化」したことが成功の鍵である.言語指示によって新しい3Dモデルを生成する技術については,画像生成の延長線上にあるが,まだ成熟し切っておらず,今後の性能向上が期待される.

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