2025 年 6 巻 3 号 p. 882-890
人工欠陥を有する表面を塗装されたRC供試体を対象に,打音を用いた内部欠陥判定手法の高度化を目的に,局所外れ値因子法(LOF)にアンサンブル学習の一種であるバギングを導入した手法を検討した.各弱学習器に対してブートストラップ標本を用いるとともに,入力とする打音スペクトルの周波数帯域およびk/N比を一定の範囲内で無作為に変動させることで,弱学習器間の多様性を高めた.その結果,教師データ数の大小及び塗装の有無に関わらず,判定性能が改善することを明らかにした.