インフラメンテナンス実践研究論文集
Online ISSN : 2436-777X
実践研究論文集
持続可能な横断歩道橋のマネジメント事例
藤田 博樹湯野 和樹柿木原 幸司
著者情報
ジャーナル フリー

2026 年 5 巻 1 号 p. 280-289

詳細
抄録

 横断歩道橋は,都市活動を支える社会基盤として高度経済成長期に整備され,歩行者の安全性の確保に寄与してきた.一方,横断歩道橋は老朽化による利用者の安全性低下,第三者被害への懸念に加えて社会情勢の変化による利用者の減少やバリアフリー化に伴う平面化などにより,取り巻く状況は変化している.さらに,少子高齢化により税収が低下する中で持続可能なマネジメントの推進は重要である.本論文では,富山市における横断歩道橋の実践的なマネジメントとして,構造物の健全性や耐荷性等による評価(技術的性質)と横断歩道橋及び周辺の横断歩道の利用状況や都市の将来像を見据えた立体化の必要性等による評価(社会的性質)の考え方を示し,本市が実施した安野屋横断歩道橋の撤去・機能転換の実践事例の考え方を提案する.

著者関連情報
© 2026 公益社団法人 土木学会
前の記事 次の記事
feedback
Top