2026 年 5 巻 1 号 p. 290-297
分岐器ポイント部の転てつ棒は,トングレールとの接続のために,接続ボルトを転てつ棒の下部から挿入し,トングレールに設置された連結板を介して,ボルトナットにより締結する構造となっている.そのため,保守作業や検査に伴い解体・組立を行う場合には,狭隘部での作業や締結時のトルク管理が必要となり,労力を要している.また,構成部材が非常に多く,これにより組立作業がより煩雑となっている.そこで,分岐器ポイント部の保守省力化を目的として,接続ボルトの代替品として連結板との接続をピンによって行う,ボルトレス構造の転てつ棒を開発した.また,開発品を営業線の分岐器2組に敷設し,追跡調査および各種試験を実施した.