土木学会論文集
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複雑な内生抽出法に基づく標本への離散選択モデルの適用
北村 隆一酒井 弘山本 俊行
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2001 年 2001 巻 667 号 p. 103-111

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抄録

本論文では内生抽出標本の重み付け理論を拡張し, 加重層別標本抽出法や多次元選択肢別標本抽出法による標本への適用を論じる. これらの複雑な内生標本抽出法により得られた標本に適用可能な一意的な重みが存在することを示し, 従来一般的になされてきた重み付け法の問題点を指摘するとともに, その改良を提案する. さらに, 重み付きと重み無しで離散選択モデルを推定した場合の係数値とt-値を比較し, 共分散行列を適切に推定することの重要性を示す.

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© 社団法人 土木学会
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