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土木学会論文集A2(応用力学)
Vol. 72 (2016) No. 2 p. I_227-I_235

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http://doi.org/10.2208/jscejam.72.I_227

応用力学論文集Vol.19(特集)

現在,盛土の耐震性能評価は多くの場合円弧すべりによる破壊を仮定しているが,実際の地震被害では引張破壊によると思われる開口クラックも観察されている.引張破壊を考慮した盛土の地震応答解析も行われているが,構成モデルにひずみ軟化を導入するといった連続体としての表現に留まっているため,ひずみの局在化や,クラックの開口・閉合といった現象を取り扱うことはできなかった.本研究は,クラックのように変位の不連続面が発生し進展する問題に対して有効な拡張有限要素法を用いて,動的荷重下で盛土に引張クラックが発生・進展する様子の表現を試みた.材料パラメータ等を変更することで,天端と法面から引張クラックが発生して盛土内部へと進展する破壊パターン,および円弧すべり状のせん断破壊面が発生する破壊パターンの双方を表現した.

Copyright © 2016 公益社団法人 土木学会

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