抄録
竜巻や火山噴火が発生すると、竜巻飛来物や火山噴石の衝突によって構造物の被害が生じる.これらの飛来物は衝突時に変形や破壊が生じることが考えられるため,飛来物の変形や破壊がRC版の破壊特性に与える影響を解明する必要がある.本研究は,鋼管飛翔体の衝突実験を行って,鋼管飛翔体の座屈変形がRC版の損傷に与える影響を調べるとともに数値シミュレーションによる考察を行ったものである.実験および解析の結果,鋼管の座屈変形によりRC版に作用する荷重特性が変化して,剛飛翔体のケースと比べてRC版の損傷が低減されることがわかった.