2019 年 75 巻 2 号 p. II_71-II_78
2016年度から国土交通省では,i-Construcitonに取り組んでおり,生産性向上を目標としている.その中で2016年4月に地上型レーザースキャナーを用いた出来形管理要領(舗装工事編)(案)が公表され,今後の利用が増加すると見込まれる.本研究では出来形管理要領の条件に沿って複数の計測手法で地上型レーザースキャナーの計測を行い,作業時間,計測精度を検証した.その結果,計測時間は計測回数が多いほど長くなった.データ処理時間は標定点の個数が多いほど座標変換の時間がかかるが,計測範囲が狭いほうがノイズ処理をする時間が短くなった.また,標定点の間隔が短く半周計測であると計測精度が上がり,全周計測の場合,機器設置位置近傍では較差が大きくなる傾向が見られた.