鋼板で覆われた床版の打音法による非破壊検査に関する研究

磯 光夫; 久保田 和徳; 越後 滋; 橘 吉宏; 歌川 紀之; 中島 章典

doi:10.2208/jscejcm.69.140

和文報告

鋼板で覆われた床版の打音法による非破壊検査に関する研究

磯光夫, 久保田和徳, 越後滋, 橘吉宏, 歌川紀之, 中島章典

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ジャーナルフリー

2013 年 69 巻 2 号 p. 140-155

DOI https://doi.org/10.2208/jscejcm.69.140

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抄録

　鋼板で覆われたコンクリート床版は，鋼板上面の空隙や滞水などの状態を目視により確認できない．そこで，床版の長寿命化を図るために非破壊検査技術の打音法に着目し，合成床版の底鋼板とコンクリート間の滞水状態や鋼板接着補強床版における再劣化状態を把握することを目的に，実物大供試体を用いて試験を行った．その結果は，測定した打撃音の第1波の振幅比と周波数分布により鋼板上面の健全，剥離および滞水などの状態を把握することができるとともに，そのための閾値が設定できた．

責任著者(Corresponding author)

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