土木学会論文集E
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和文論文
実構造物調査および長期暴露試験結果に基づいた港湾RC構造物における鉄筋腐食照査手法に関する検討
山路 徹横田 弘中野 松二濱田 秀則
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2008 年 64 巻 2 号 p. 335-347

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抄録
 海洋環境下に位置する港湾RC構造物に対象を限定し,塩害に起因する鉄筋腐食照査を行う際に必要なパラメータである腐食発生限界塩化物イオン濃度Clim,表面塩化物イオン濃度C0および見かけの塩化物イオン拡散係数Dapについて,実構造物調査および長期暴露試験による検討を行った.Climについては,干満帯と海中部を再現した屋外水槽における長期暴露試験結果より,比較的湿潤した環境に位置している港湾RC構造物(桟橋上部工)においては2.0kg/m3とすることを提案した.C0については,桟橋上部工に対象を限定し,H.W.L. からコンクリート表面までの距離とともに直線的に変化させることを提案した.拡散係数については,普通ポルトランドセメントの場合,土木学会コンクリート標準示方書における予測値Dpに0.65を乗じた値を用いることを提案した.
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© 2008 社団法人 土木学会
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