土木学会論文集E
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和文論文
フレッシュコンクリートの変形性を最大にする細骨材率に関する研究
三宅 淳一松下 博通
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2008 年 64 巻 2 号 p. 361-370

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抄録
 余剰ペースト理論によれば,余剰ペースト膜厚が最大になる細骨材率でスランプもほぼ最大になるとされるが,同膜厚の計算に水セメント比(W/C)は用いないため,W/Cの変化に伴いスランプを最大にする細骨材率が変化する現象は説明できない.本研究では骨材表面に付着しているペースト膜厚を考慮した指標による分析により,同変化現象は付着ペーストの膜厚がW/Cによって変化するため骨材粒子間の潤滑に寄与できるペースト量が変化することによるとの結論を得た.また,任意のW/Cと0.65の差に対してコンクリート標準示方書の方法により得られる細骨材率調整量を細骨材・粗骨材混合物の実積率が最大を示す細骨材率から減じることにより,そのW/Cにおいてスランプを最大にする細骨材率を推定できることが示された.
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© 2008 社団法人 土木学会
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