土木学会論文集G(環境)
Online ISSN : 2185-6648
ISSN-L : 2185-6648
環境工学研究論文集 第52巻
トリクロラミン生成能におよぼすオゾン処理の影響
小坂 浩司福田 圭佑中村 怜奈浅見 真理越後 信哉秋葉 道宏
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2015 年 71 巻 7 号 p. III_361-III_369

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抄録
 カルキ臭の主な原因物質の一つであるトリクロラミンについて,浄水場のオゾン/活性炭処理での生成能の挙動を検討した.その結果,トリクロラミン生成能は,オゾン処理後に増加する場合があること,しかし,その後の活性炭処理でオゾン処理前と同程度あるいはそれより低下することが示された.オゾン処理後にトリクロラミン生成能が増加する理由の一つとして,共存する天然有機物の構造が変化し,トリクロラミン生成能を低下させる構成部位が減少したためと考えられた.この反応に対し,フェノール性水酸基が重要な部位であると考えられた.遊離塩素濃度を低く設定したり,pHを8に上げることは,トリクロラミン生成能の低減に有効であることが示された.
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© 2015 公益社団法人 土木学会
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