土木学会論文集G(環境)
Online ISSN : 2185-6648
ISSN-L : 2185-6648
環境工学研究論文集 第53巻
低圧および中圧紫外線ランプ照射による抗生物質耐性大腸菌の不活化と光回復の評価
安井 宣仁諏訪 守南山 瑞彦植松 龍二
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2016 年 72 巻 7 号 p. III_207-III_216

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抄録
 本研究では,低圧・中圧紫外線ランプ照射後に可視光ランプ照射により,抗生物質耐性大腸菌の不活化と光回復の影響を評価した.その結果,アンピシリン,セフジニル,カナマイシン,テトラサイクリン,スルファメトキサゾ-ル・トリメトプリム,ゲンタマイシンの6種類の抗生物質に耐性を持つ大腸菌(6剤耐性大腸菌)および,これらの抗生物質とイミペネム,レボフロキサシンの8種類に耐性を持たない大腸菌(0剤耐性大腸菌)の最大光回復を考慮し,3Log(生残率=0.001)の不活化を見込む場合,0剤耐性大腸菌は,低圧・中圧紫外線ランプ照射で総相対殺菌有効放射線量(総相対殺菌有効放射照度(mW/cm2)×照射時間(s))が15mJ/cm2以上,6剤耐性大腸菌の場合,低圧紫外線ランプ照射時では15mJ/cm2以上,中圧紫外線ランプ照射時では20mJ/cm2以上の紫外線の照射が必要であることが分かった.
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© 2016 公益社団法人 土木学会
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