土木学会論文集F
Online ISSN : 1880-6074
ISSN-L : 1880-6074
和文論文
ひび割れ進展と剛性変化に基づいたトンネル覆工の健全度評価
佐野 信夫伊藤 哲男馬場 弘二小島 芳之津野 究川島 義和松岡 茂
著者情報
ジャーナル フリー

2006 年 62 巻 2 号 p. 194-202

詳細
抄録
 トンネルの力学的な健全度を評価し,トンネル覆工の補修・補強のタイミングのあり方や対策方法の選定を効率的に実施するために,トンネル覆工の現状の残存耐力を予測する手法の確立を目指す必要がある.本研究では,トンネル覆工と周辺地盤の相互作用を反映できる三次元模型実験により,様々な外力の増加とひび割れ形態などの進展状況について,トンネル覆工の剛性変化を用いた関連付けを行い,日常的または定期的に実施されるトンネル点検結果に対し,幅広く活用が可能な,具体的で精度の高い健全度評価基準(補修・補強ランク)の構築を進めている.本論文では,鉛直圧ならびに水平圧に関する模型実験結果により,剛性変化に基づく健全度評価手法の構築について検討経緯を述べ,その一評価手法の提案を行う.
著者関連情報
© 2006 社団法人 土木学会
前の記事 次の記事
feedback
Top