土木学会論文集G
Online ISSN : 1880-6082
ISSN-L : 1880-6082
和文論文
地圏環境リスク評価システムによる油汚染土壌の暴露・リスク評価
―BTEXおよび脂肪族TPHの懸念レベルの推定―
川辺 能成原 淳子坂本 靖英駒井 武
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2007 年 63 巻 2 号 p. 87-92

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抄録
 本研究では油分としてベンゼン,トルエン,エチルベンゼン,キシレンおよび脂肪族TPHを対象として,著者らが開発した地圏環境リスク評価システム(GERAS-1)を用いて暴露・リスク評価を行った.
 油分中の各化学物質の暴露経路は異なっており,ベンゼンなど揮発性の高いものでは大気経由,炭素数の大きいTPHなど,土壌への残留性が高い物質では土壌摂食というように,各化学物質で異なっていた.懸念レベル値としては,ベンゼン0.03mg/dm3,トルエン1mg/dm3,キシレン1mg/dm3,エチルベンゼン0.4mg/dm3と算出された.一方,脂肪族TPHの懸念レベル値としては,TPH(C6-C16)200-2000mg/kg程度, TPH(C16-C34)で30000-40000mg/kgと算出された.
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© 2007 社団法人 土木学会
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