土木学会論文集G
Online ISSN : 1880-6082
ISSN-L : 1880-6082
特集(3R(リデュース、リユース、リサイクル))
亜臨界水処理による可溶化余剰汚泥から溶出したMg2+を考慮した高品質MAP回収に関する検討
荒金 光弘今井 剛村上 定瞭竹内 正美関根 雅彦樋口 隆哉浮田 正夫
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2007 年 63 巻 4 号 p. 345-350

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抄録
 本研究グループは,亜臨界状態にした水の中で余剰汚泥を可溶化させ,これにより溶出したPO43--PをMAP法を用いて回収する研究を行ってきた.しかし,余剰汚泥を亜臨界状態にした水の中で高効率に可溶化しても,MAP法の操作時にMg2+を過剰に添加した場合に,PO43--P,NH4+-NならびにMg2+が同じモル数で回収できない状況があった.そこで本研究では,可溶化液に存在しているPO43--Pに対して,異なるモル比でMg2+を添加した.そして,PO43--P,NH4+-NならびにMg2+の回収量について検討した.実験結果から,余剰汚泥から液相に溶出するMg2+も考慮して,モル比1.0となるようにMg2+を添加することで可溶化液から高品質MAPを回収させ得ることがわかった.
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© 2007 社団法人 土木学会
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