2020 年 76 巻 2 号 p. I_871-I_876
平成28年熊本地震後の降雨(4月降雨と6月降雨)による土砂災害を対象に土砂災害雨量指数を算定,土砂災害発生地点の発生時刻前後の土砂災害雨量指数が基準値(閾値)未満であることを確認した.基準値を引き下げることによる土砂災害発生箇所数の変化を整理し,判定範囲内に含まれる引き下げ後の判定ランクごとの発生箇所数の変化から,土砂災害危険情報サービスとして,土砂災害発生前に土砂災害危険度判定による通知が可能となり,かつ空振りの増大を抑制できる最適な基準値の引き下げ率を検討した.