2020 年 76 巻 2 号 p. I_979-I_984
微小粒子混相流の数値予測法として利用が広まっている Point-particle DNS (PP-DNS)は,精度検証に供するデータの取得が非常に困難であるため,その信頼性については不確かな部分が多い.本研究では,近年実施されたParticle-resolved DNS (PR-DNS)データベースを利用してPP-DNSの基本性能評価,および微小粒子の乱流中でのクラスタ特性に対する2-wayカップリングの影響評価を行った.粒子混入に因る乱流変調が顕著なケースに対するPP-DNSの再現性は定性的なレベルに留まること,および,PP-DNS結果によれば粒子のクラスタ特性は粒子混入に因る乱流変調の影響をあまり受けないことが確認された.