2024 年 80 巻 21 号 論文ID: 24-21009
アスファルト舗装の施工では,アスファルトコンクリート(アスコン)の密度を管理することが重要であるが,コア採取や従来の電磁波式密度計測装置は点での測定であり,施工範囲の密度を面的に管理できてはいない.本研究では,4種類のアスコンの試験舗装を施工し,移動式アスファルト舗装密度計測装置(RDM:Rolling Density Meter)による現場密度の計測を行った.その結果,RDMで測定された密度プロファイルを用いて密度の等高線を描くことで,従来の方法では不可能であった密度の面管理が可能となること,さらに,転圧過程における締固め度の変化を可視化できることを示した.RDMを用いた面的な密度管理は,転圧方法の効果検証,施工機械や転圧方法の改良にとって有力な手法になる.