2019 年 75 巻 2 号 p. 44-59
沖縄県本島の東海岸の塩害環境にて40年曝され,著しい塩害を受けた鉄筋コンクリート桁を研究対象とし,劣化状態を外観調査と材料調査により分析した上で,切り出した試験体に対して静的載荷試験,繰り返し載荷試験を行い,塩害での鉄筋腐食により材料劣化した鉄筋コンクリート桁のたわみ剛性とひずみ特性などの力学特性を検証した.また,本橋の劣化状況に基づき,劣化進行を模擬した試験桁に対して静的載荷試験と繰り返し載荷試験を破壊まで繰り返し,極限状態下での腐食した鉄筋コンクリート桁の破壊特性について示した.