土木学会論文集E2(材料・コンクリート構造)
Online ISSN : 2185-6567
ISSN-L : 2185-6567
木材工学特集号(論文)
層構成を変えたCLT床版の力学的挙動の解析的検討
下妻 達也渡辺 浩大隣 昭作
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2021 年 77 巻 5 号 p. I_64-I_69

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抄録

 CLT(Cross Laminated Timber)は直交集成材と呼ばれるもので,板材を交互に直交させながら接着し一体化したものである.CLTはコンクリート製や鋼製の床版と比較して極めて軽量であることから橋梁用床版への適用が期待できる.CLTの橋梁床版への適用に関する事例はいくつか存在するが,CLTの平行層や直交層の構成を変えて床版に生じるたわみや応力を減少させることで使用条件に応じた合理的なの設計が可能となる.本研究では橋梁床版としての使用を想定したCLTについて平行層,直交層の構成を変えた解析を4ケース行い,力学的特性の検証を実施した.結果,CLTを構成する板側面は接着した方が幅員方向の荷重伝達に有利であること,等級の高いラミナの平行層を増やした方が応力を低減できることが分かった.

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© 2021 公益社団法人 土木学会
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