抄録
カルシア改質土は,カルシア系改質材と浚渫工事で発生する浚渫土を混合した材料であり,強度発現,pH上昇抑制等の特性がある.カルシア改質土を,埋立材として利用すること,管中混合方式で施工することを想定して室内試験と実験工事を実施し,強度特性の確認と造成地盤の評価を行った.
一軸圧縮試験の結果,気中打設に対する水中打設の強度比は0.63となった.また,事前に実施した室内配合試験から,現場と室内の強度比を求めると1.05となった.カルシア改質土を打設した地盤に対する電気式コーン貫入試験,一軸圧縮強試験等の結果から,深度方向にほぼ均一な地盤が形成されていることを確認した.また,カルシア改質土の一軸圧縮強さquとコーン指数qcには,pc=12.1×quの関係があることを確認した.