抄録
2017年10月23日,台風21号に伴う高波浪が相模湾沿岸に作用し,相模川河口の東側に位置する柳島海岸では著しい侵食が起き,同時に海岸線に沿って設置されていた消波堤では構成部材の捨石が多数散乱した.これに対し,養浜が行われてきていた茅ヶ崎中海岸では被害は少なかった.しかし茅ヶ崎ヘッドランド東側の菱沼海岸では,遊歩道が崩壊するなど著しい被害が出た.本研究では,台風襲来の次の日の10月24日,一連の海岸の侵食状況を調べるために相模川河口~七里ヶ浜間で現地調査を行った.ここでは,調査結果のうち柳島・茅ヶ崎中・菱沼海岸の侵食状況を明らかにする.