抄録
遠州灘に面した福田漁港周辺では1993年以降毎年1回深浅測量が行われてきたが,既往研究では,これらの現地データの解析は行われていない.そこで本研究ではこれらのデータを基に地形変化解析を行い,福田漁港周辺での地形変化の実態と漂砂量の評価を行い,とくに近年における土砂動態を明らかにした.また,実務で使われている等深線変化モデルの基本に立ち返り,新たに個々の等深線の沿岸方向勾配(Longshore slope of seabed contour: LSSE)を算出することにより,各水深帯での等深線の変動状況を調べた.