土木学会論文集B3(海洋開発)
Online ISSN : 2185-4688
ISSN-L : 2185-4688
海洋開発論文集 Vol.35
新たな越波対策工の提案とその効果に関する基礎的研究
中谷 和博, 山城 賢, 児玉 充由, 武田 将英, 倉原 義之介, 原 知聡, 西山 大和
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2019 年 75 巻 2 号 p. I_145-I_150

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抄録

 地球温暖化による海面上昇や台風の強大化の影響で,これまで越波が生じていなかった護岸においても将来的に越波が発生するようになることが考えられる.越波被害の対策としては,護岸の嵩上げや消波工の設置などが考えられるが,設置する空間やコストの制約から,これらの対策工を新設するのは困難な場合もあり得る.このような観点から,著書らは既存の護岸に円柱状の構造物を係留する低コストかつ簡易な越波対策工を提案し,まず水理模型実験により,簡易越波対策工の重量によってその効果の傾向に違いはあるものの,高い越波低減効果を期待できることを確認した.ついで,SPH法に基づく数値シミュレーションを行い,対策工を固定した条件での数値シミュレーションであっても,簡易越波対策工の越波低減効果を評価できることを確認した.

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© 2019 公益社団法人 土木学会
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