土木学会論文集B3(海洋開発)
Online ISSN : 2185-4688
ISSN-L : 2185-4688
海洋開発論文集 Vol.37
前面を固化改良した鋼管矢板の受働抵抗発現メカニズムに関する遠心模型実験
高野 大樹森川 嘉之杉山 友理松尾 康成濱野 吉章荒井 郁岳
著者情報
ジャーナル フリー

2021 年 77 巻 2 号 p. I_397-I_402

詳細
抄録

 係船岸などの抗土圧構造物の受働抵抗の増大を期待して前面地盤を改良する場合,改良効果の定量評価が設計では重要となる.特に正規圧密状態の粘性土地盤において鋼管矢板の前面を固化し岸壁背後地盤からの土圧に対する受働抵抗を増大させる場合,受働抵抗の発揮メカニズム,改良範囲と改良効果の関係について不明な点が多い.簡易な設計法として,梁バネモデルによる簡易設計法が挙げられる.しかし,この方法は砂地盤への適用を念頭においたものであり,粘性土地盤への適用性については未確認である.そこで,本研究では既存重力式岸壁を増深改良する際に鋼管矢板を用いその前面を固化改良する場合の梁バネモデルを用いた設計法の適用性を,遠心模型実験を用いて検証する.

著者関連情報
© 2021 公益社団法人 土木学会
前の記事 次の記事
feedback
Top