抄録
1995年兵庫県南部地震,2004年新潟県中越地震,2007年新潟県中越沖地震では他ライフラインの埋設管路と同様,通信埋設管も被災した.本検討では,この3つの直下型地震における埋設管の被災状況を分析した.地震動強さの特徴を示す指標値(地表面最大加速度PGA,地表面最大速度PGV)を用いて,地震被災特性を分析した.また,埋設管の属性(管種,ダクトスリーブ構造有無,亘長,微地形)の区分から,各属性における被災傾向を検討した.更に,管種,微地形の情報を組み合わせて,PGA,PGVによる等価周波数を算出し,被災と周波数帯の関連性について検討した.