2019 年 75 巻 5 号 p. II_1-II_5
複合材料(FRP)を土木分野で使用するにはという観点で,薬品など過酷な環境に使われてきたFRPの劣化の研究者から,異分野から見た(見えていない)らどのように見えるかを示すことで共同した取り組みの可能性を示す糸口となることを願って以下に勝手な論理を展開する.FRPは母材と強化繊維と界面からなり,環境での劣化の速度がそれぞれの構成材料で異なり,また環境によっても劣化の部位が異なる.ここではそれらの事例紹介を主眼として,非破壊検査などへの願望を述べる.