日本計算工学会論文集
Online ISSN : 1347-8826
ISSN-L : 1344-9443
線形座屈荷重係数を用いたラティスサンドイッチパネルの破損荷重向上に関する研究
加藤 幹大牛島 邦晴山川 誠
著者情報
ジャーナル フリー

2021 年 2021 巻 p. 20210002

詳細
抄録

本研究は線形座屈荷重係数を用いたラティスサンドイッチパネルの破損荷重向上に関する研究である.我々の研究ではラティスサンドイッチパネルの剛性を担保しながら,寸法最適化により線形座屈荷重係数の向上を実現した.またその効果を確認するために弾塑性解析を行った.その結果サンドイッチパネルの体積制約が小さいときには本手法によりその破損荷重向上が見込まれるが,体積制約が大きい場合には本手法での破損荷重向上が見込めないことが明らかになった.

著者関連情報
© 2021 The Japan Society For Computational Engineering and Science
前の記事 次の記事
feedback
Top