2022 年 2022 巻 p. 20220002
本論文では,既往のオイラー型解法において,界面近傍の速度勾配が不連続となる場合に数値不安定が生じうる問題を解決するための方法として,Reference map 法とラグランジュマーカー粒子を用いたオイラー型流体-構造連成解析手法を提案した.
提案手法を用いて,FSIベンチマーク問題に対する解析を行い,提案手法によって得られた結果と既存の手法の結果との比較を行うことにより提案手法の妥当性を確認した.
さらに,著者らの既往手法と提案手法との結果の比較を行い,提案手法の有用性を確認した.