<目的>子どもの電子メディア接触に関する保護者の意識を明らかにし、今後の啓発活動における示唆を得ることを目的に本研究に取り組んだ。<対象>A県認定こども園に通っている子どもの保護者。<方法>無記名式郵送調査。<結果>20園、1,652世帯 (有効回答率76.6%) を分析対象とした。子どもの電子メディア使用場面は、アニメ・特撮、幼児教育、娯楽視聴の順であった。1,057世帯が 「ルールを設けている」 と回答し、内容は、【利用時間に関するもの】【使用環境に関するもの】ほか。良い影響は、【知識・教養が豊かになる】【共通の話題が見つかる】ほか。悪い影響は、【視力の低下・悪化】【依存性が高まる不安】ほか。保護者は両方の特性を意識しており、心身への悪影響について記述数が多い現状が明らかとなった。保護者の思いを支持しつつ、さらに、子どもの成長発達や親子の触れ合いを推奨する具体的な支援の取り組みが重要である。