日本小児看護学会誌
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研究
小児看護実践における研究成果活用の現状と促進に対する看護師の認識
平谷 優子伊瀨 薫
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2020 年 29 巻 p. 184-191

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抄録

 小児看護実践における研究成果活用の現状と促進に対する看護師の認識を質的に明らかにすることを目的とした。大学病院の小児病棟に勤務する看護師9名にFocus Group Interview (FGI) を実施した結果、研究成果活用の現状に対する認識として3カテゴリーが、研究成果活用の促進に対する認識として【研究成果活用に向けて環境を整える必要がある】【研究成果物を活用するための課題を改善する必要がある】の2カテゴリーが明らかになった。今後、看護師が研究成果を活用し、病児と家族に最善の小児看護を提供するためには、環境の整備や看護師の意識の向上、研究成果物の提示の仕方を検討する必要があることが明らかになった。

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© 2020 一般社団法人 日本小児看護学会
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