2025 年 34 巻 p. 96-103
本研究の目的は、混合病棟で働く小児看護経験の浅い看護師の抱く小児看護の良さややりがい、難しさや小児看護の学習状況、どのような学習を望んでいるのかを明らかにすることである。成人・小児の混合病棟で働いている小児看護経験年数が3年未満の看護師7名を対象に、面接ガイドに沿って半構成的面接(約30分)を実施し、目的に該当する文章データを質的帰納的に分析した。その結果、109件の文章データを抽出し、53コード、16カテゴリー、4上位カテゴリーに分類し、【小児看護のやりがいと難しさを認識しながら行う看護実践と家族への配慮】、【実践を通した小児看護の学習】、【小児看護の学習状況に対する不安】、【小児看護研修の要望と同時に抱く成人・高齢者看護への志向性】が明らかとなった。看護師が求める研修内容や研修方法をより明確にし、小児看護教育の充実に向けた取り組みが必要であると考える。