在宅生活する医療的ケアの必要な重症心身障害児の養育者の体調管理の様相を明らかにすることを目的とし、ケアの中心を担う養育者11名を対象に質的記述的研究を行った。その結果、【子どもの不安定な体調の管理を中心にした生活をおくる】、【子どもとの生活を維持するために必要な支援を受ける】、【養育者の体調を安定させる生活をできる範囲で心がける】、【生活をコントロールできる程度が養育者の体調に影響する】、【体調が不安定になる】という5つのカテゴリーが抽出された。養育者自身の体力や考え方・サポートを組み込んで構築した生活リズム、子どもの体調、自分を活かすことのできる居場所を含めた生活のコントロールにより養育者の体調が変化するため、食事や感染対策など体調を安定させる工夫への支援だけではなく、養育者自身の体調管理への考え方を尊重し養育者の体調管理も含めた生活リズムが構築できるよう継続した支援が求められている。