PICUでは、外傷を負った乳幼児の親への心理的支援としての看護が重要である。本研究は、外傷によりPICUに入室した乳幼児の親に対し、看護師がどのようにかかわっているのかを明らかにすることを目的とした。PICU看護師4名を対象に半構造化インタビューを実施し、質的記述的に分析した。分析の結果、①親の育児を理解するため、生活に潜む外傷の要因を見極め、日常の育児をとらえる、②医療者との関係が閉ざされないよう、緊張感から親を解放する環境を整える、③子どもの安全を守るため、退院後の生活を見据えて親を支える、の3つの主要テーマが抽出された。これらの結果から、看護師は限られたPICU在室期間の中で、親の思いや育児背景を踏まえて信頼関係を築きながら、退院後の生活を見据えて子どもの安全を親と共に考えるかかわりを行っていたことが示された。