日本臨床免疫学会会誌
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一般演題(ポスター)
P7-037 血清サイトカインアレイを用いた家族性地中海熱における発作期の炎症サイトカインネットワークの解析
古賀 智裕右田 清志佐藤 俊太郎清水 俊匡梅田 雅孝福井 翔一西野 文子中島 好一川尻 真也岩本 直樹一瀬 邦弘玉井 慎美中村 英樹折口 智樹植木 幸孝上松 一永江口 勝美川上 純
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2015 年 38 巻 4 号 p. 366a

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抄録
  【目的】家族性地中海熱(FMF)の発作期におけるサイトカインのプロファイルを血清サイトカインアレイにより網羅的に解析を行い,FMFに特徴的なサイトカインネットワークを明らかにする.【方法】長崎大学病院とその関連施設でFMF(確実例)と診断され,研究に同意が得られた患者49名と,健常人33名の血清を用い,サイトカインアレイにより45項目のサイトカインを測定した.【結果】最終的に29項目のサイトカインが解析可能であったが,8項目がFMF発作期において健常人と比較し有意に上昇しており,11項目が非発作期と比較して発作期では有意に上昇していた.【結論】FMFに特異的な血清サイトカインネットワークが同定された.FMFの発作期におけるサイトカインの測定は実臨床において有用であり,サイトカインの組み合わせにより高い正診度で発作の診断が可能となる.
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© 2015 日本臨床免疫学会
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