日本臨床免疫学会会誌
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一般演題(ポスター)
P2-24 関節リウマチにおけるRANKL発現エフェクターB細胞の産生メカニズム
大田 友里新納 宏昭大田 俊一郎中山 剛志三嶋 耕司東岡 和彦押領司 大助綾野 雅宏木本 泰孝三苫 弘喜赤星 光輝有信 洋二郎赤司 浩一堀内 孝彦
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2016 年 39 巻 4 号 p. 415b

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抄録

  【目的】関節リウマチ(RA)の骨破壊において,RANKLは破骨細胞の形成・活性化を誘導する重要なサイトカインである.本研究では,RANKL発現エフェクターB細胞の産生メカニズム,ならびに破骨細胞の分化への影響について検討した.【方法】健常人・RA患者より,末梢血・滑液B細胞を分離し,RANKL,OPG,TNF-αおよびBlimp-1のmRNA発現ならびにRANKL,CD80,CD86,CXCR3の蛋白発現を解析した.破骨細胞の形成はRAW264レポーター細胞を用いて解析した.【結果】健常人・RA患者ともに未刺激ではRANKL発現はCD80+CD86+陽性分画に高く,B細胞受容体(BCR)やCD40による刺激にてCD80+CD86+RANKL発現B細胞は増加し,中でもスイッチメモリーB細胞がRANKLを最も発現していた.共刺激分子やCD40刺激の必要性はRANKL発現におけるT細胞の関与を強く示唆するが,RANKL発現はIFN-γによって増強する一方でIL-21にて抑制された.さらに,IFN-γはCXCR3+RANKL発現エフェクターB細胞の産生を増加させ,TNF-αと協調し破骨細胞の分化を促進した.【結語】RANKL発現エフェクターメモリーB細胞の役割を解明することによって,こうした病的B細胞セブセットがRAの新たな治療標的となりうることが期待される.

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© 2016 日本臨床免疫学会
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