日本臨床免疫学会会誌
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胸腺ホルモンとインターロイキン2刺激でみられる臍帯血リンパ球サブセットの変化とT細胞ヘルパー活性の増強
高橋 比路美新保 敏和高橋 清美山倉 徹也中川 俊郎
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1986 年 9 巻 2 号 p. 81-91

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抄録
臍帯血リンパ球の機能は成人リンパ球に比べきわめて不良であるが,胸腺ホルモン(TP-5)とinterleukin 2 (IL-2)の併用処理により,その機能の高まる可能性が示された.臍帯血リンパ球をTP-5とIL-2とで処理すると, OKT 8陽性細胞は減少し, OKT 4陽性細胞は増加傾向を示したために, OKT 4: 8比は有意に上昇した.そして, T細胞の機能にも変化がみられ,とくにIgG産生に働くT細胞のヘルパー活性の有意な増強が認められた.
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